07/8/1  青空くんの礼服  2_491

水曜日。おばあちゃんが亡くなってから3日がたった。お父さんは日ごとにおばあちゃんがいなくなってしまった悲しみがつのっていく。いつか来る日だったが、できるならばもっともっと先になってほしかった。葬儀の日程が決まった。
お母さんは、青空の葬儀の際に着ていく服を買いにいった。突然のことだったので、
青空用の礼服はない。黒いズボンと靴下、Yシャツを買った。  長袖  半袖

青空は、大きくなったらおばあちゃんの記憶は薄らいでしまうだろう。お父さんもおばあちゃんのおばあちゃんが亡くなったとき、青空と同じくらいの歳だった。かすかに火葬場にいってお骨を拾った記憶がある。夜、青空はいつものようにお父さんの部屋にきて遊んだ。  01  02  03  04  05  06  07